2012年11月28日水曜日

大入り!

先週まで大寅興行社の見世物小屋興行をお手伝いしていました。

映画『ニッポンの、みせものやさん』の公開を翌月に控え、僕自身が大寅興行社でお化け屋敷のアルバイトをしていた頃の初心に返りたいと思ったからです。と言いつつ、小屋に映画のポスターを掲げてもらい(11/5「ポスター掲げて」の巻を参照)せんでんもしてきました。


一座のお姉さんたちからはマイクを通して「こんなの観ちゃダメよ〜、だって私たちの素顔が写ってるんだから」と応援の言葉をいただきました。



大寅さんの裕子姉さんの笑顔が素敵なので写真を載せてしまいましょう!
(写真左から裕子姉さん、遊土くん、早崎くん、手前の坊主頭が奥谷)


お祭り最終日までに映画の撮影スタッフとせんでん隊の全員が見世物小屋へ顔を出しました。
みんな大寅さんのことが好きなんです!

最近よく「どうして大寅興行社が最後の一軒として残ったのですか?」と聞かれます。

仮設興行界の事情は僕にはわかりませんが、お化け屋敷のアルバイトをしていた僕らのことを大寅さんは大切にしてくれました。僕らは図に乗り過ぎないようにご飯を食べさせてもらったり、お酒を飲ませてもらったりしながら商売のお手伝いをしてきました。大寅さんは昔から変わらず、働き手を大切にする一座です。


ここに写っているものはすべて非売品です。
(せんでん活動の疲れからでしょうか?坊主頭は眠そうな顔をしています)


映画のせんでんをしてもらっただけでなく、大入り袋までもらってしまいました。

お姉さんたちからは「映画の初日が楽しみだわ。私たちはいつ大入りをもらえるのかしら?」と言われています。いつか大寅興行社のみなさんに恩返しがしたいです!

(オクタニ)

0 件のコメント:

コメントを投稿