奥谷洋一郎監督作品、映画『ニッポンの、みせものやさん』の宣伝活動日記! 新宿K's cinemaにて2012年12月8日(土)から2013年2月1日(金)まで10:30〜モーニングショー公開!!最後の一軒と言われる見世物小屋、大寅興行社一座との10年間にわたる旅と交流を記録したドキュメンタリー映画が完成しました。これは映画『ニッポンの、みせものやさん』の奥谷カントクと、なかまたち(せんでん隊)による日々の宣伝活動をつづるブログです。
2012年12月7日金曜日
『阿賀に生きる』
映画『ニッポンの、みせものやさん』はいよいよ明日12/8(土)に初日を迎えます。
せんでん隊は準備に大忙し!のはずですが、僕は「別冊見世物」の袋詰めをサボって一人映画を観に行ってしまいました。
僕らの作品の公開前に観に行った映画は『阿賀に生きる』です。
この映画の監督で映画作家の佐藤真さんは僕が通っていた映画美学校ドキュメンタリー・コースの主任講師でした。
佐藤さんには、2005-2006年度と2006-2007年度の高等科で編集中の『ニッポンの、みせものやさん』を講評してもらっていました。
映画のスタッフと編集で頭を悩ませていた時、映像を見た佐藤さんからふいに「瑞々しくなってきたね」と言われて、「瑞々しいって何だろう」とさらに頭を悩ませたり、
佐藤さんが、亡くなる数ヶ月前に病をおして講評に来てくれた時に「70点の出来だね」と言ってくれて、スタッフ一同「あと30点とるには何が必要なんだ?」と映像を見直したり、
佐藤さんが亡くなった後は、同じく主任講師で映画作家の筒井武文さんに講評してもらい映画『ニッポンの、みせものやさん』は完成しました。
完成した映画を佐藤さんに観てもらえないのは残念ですが、くしくも佐藤さんのデビュー作『阿賀に生きる』のリバイバル公開と同時期に僕らの作品が劇場公開されるのを嬉しく思っています。今日は公開前に佐藤さんと彼の映画に会いたい一心で劇場に足を運んでしまいました。
『阿賀に生きる』はただいま渋谷のユーロスペースにてモーニングショー公開中!
『ニッポンの、みせものやさん』は明日より新宿のK's cinemaにてモーニングショー公開!
「おまたせしました〜始まるよ!さあ始まるよ!」
両作品ともご覧ください!!
(オクタニ)
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